秋は米国株暴落の季節である。 米国株が大暴落する時はドルも大暴落する。2008年のリーマンショックの後、1ドルは100円台から75円まで下落した。 リーマンショックを生んだのは、サブプライムローンという米国の特殊な不動産問題だった。それでも日本に激震が走った。 今、日本が保有する外国株式の3分の2は米国株だ。若い世代もNISA(少額投資非課税制度)などを通じて米国株を多く保有する。米国株大暴落が日本に与える影響はリーマンショック以上になるだろう。    米国株暴落は秋に起きてきた。 リーマンショックは2008年9月15日に始まった。1日の下落としては史上最大であったブラックマンデーは198