ロシアがウクライナへの特殊軍事作戦を始めてから1年半が経過した。その不幸が日常化する中で、ウクライナ軍による反転攻勢が鳴り物入りで始まってから既に3か月近くが経つ。 当初の期待に反して反転攻勢が成果を挙げていない、といった論評や批判があちこちから出るたびに、否定や反論をウクライナ政権と米国は打ち返す。 ウクライナ南部の一部でようやくロシア軍の第1防衛線を突破したとの報が流れ、着々と反攻作戦は遂行されていると、彼らは説明に余念がない。もちろん成果はないわけではない。 だが、ロシアが築いた複数の防衛線を秋か冬までに突破してアゾフ海に抜けるという当初の目論見は、かなりの難事と大方が認めざるを得ないよ
ウクライナとロシアの停戦ラインに人民解放軍を配置?
早期停戦の可能性は絶望的、泥沼のような戦い継続に現実味
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