大日本帝国の軍隊が破竹の勢いで迫ってきた1941年、オーストラリアの当時の首相ジョン・カーティンはやむにやまれず方向転換した。 旧宗主国への忠誠の最後の絆を断ち切り、次のような請願を行った。「オーストラリアは米国を頼りにする。英国との昔からのつながりや血縁関係にかかわる呵責は全くない」 最近、オーストラリアと米国は再び、お互いをかなり頼りにしている。 中国に対抗するためだ。 両国の「メイトシップ(友情)」は、ダグラス・マッカーサーがブリスベンから連合軍を指揮した時以来の大規模な刷新過程に入っている。 オーストラリアは米軍の部隊をもっと受け入れられるように基地を改修し、中国を脅かすことができる武