前回※は私がセゾン投信を退任した経緯を振り返りました。今回は、そもそも私が目指してきた「長期・積立・分散」という投資スタイルについて、少し歴史を振り返りながらその意義をお話ししたいと思います。 ちなみに前回、新たな資産運用会社の設立に向けて準備を進めていると書きましたが、順調にいけば9月にも会社設立の登記申請をします。社名には「中野」もしくは「なかの」を付ける予定です。いろいろな候補が浮かぶ中で、やはり自分の名前を打ち出すことで大切なお金を預かる受託者責任を強調したいと考えました。 ありがたいことに、大手金融機関から個人投資家まで、多くの方から出資のお声がけをいただいております。セゾン投信時代