今年も熱戦が繰り広げられている夏の甲子園(第105回 全国高校野球選手権記念大会)。優勝候補の筆頭は、1回戦で浦和学院(埼玉)との激闘を制した宮城の仙台育英だ。3季連続の甲子園で、昨夏は東北勢初の全国制覇を成し遂げた。連覇を狙う同校を指揮する須江航監督(40)は、従来の体育会的な教えを一切排除し、独自の価値観で甲子園常連校に育て上げている。その新しい指導スタイルの真髄に迫る。 2022年夏、東北は仙台育英の優勝に沸いた。100年を超える悲願の達成は、東北の多くの人に喜びを与えた。同じ地域の仲間として、他の東北勢も仙台育英に拍手を送った。 ただ、取材をしていて感じたことがある。 同じ東北の地で快
甲子園連覇を狙う仙台育英・須江航監督、「決して忖度しない」シビアな指導法
体育会的の価値観に浸からず、iPad片手にデータをフル活用する透明性の高さ
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