ここ約2年、TVerなど配信についての報道が増えたのに対し、視聴率の記事が減った。背景には3年前に「世帯視聴率」が、どれくらい番組を見られていたかを測る指標の主役の座を降り、観ている人の性別から年代まで細かく分かる「個人視聴率」の時代になって、情報収集と分析が依然より難しくなったことがあるだろう。 視聴率上位局の中には、「下位局が視聴率争いから目を逸らさせようとプロパガンダを行っているから視聴率の記事が減った」と見る向きもある。また、各番組の記事についても「一部の局は自分たちに有利になるよう工作しているのではないか」という声も聞こえてくる。 にわかには信じがたい。メディアの記事の内容にテレビ局