外国人の人口変動を考える上では、どの統計を見るかが問題になる。 日本国内の外国人の人口規模を示す統計は、①人口推計の外国人人口、②住民基本台帳の外国人住民、③在留外国人統計の在留外国人数(旧登録外国人統計の外国人登録者数)と主に3種類ある。 近年の動向を見ると、3統計とも概ね連動しているものの、絶対数に差がある。 2022年初の規模を比較すると、①外国人人口は267.0万人、②外国人住民は270.4万人、③在留外国人数は276.1万人である。なお、③のみ2021年12月31日時点であり、①②よりも1日早いデータだ。 具体的には、①は国内滞在期間が3カ月を超える外国人を、②③は特別永住者や中長期
間もなく300万人突破の外国人人口、増加基調の中長期的な継続には対策不可避
人材供給元のアジア諸国に迫る少子高齢化、賃上げ圧力の増大につながるか
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