毎年5月第2土曜日(今年は13日)は、「世界フェアトレード・デー」として世界的に知られている。ESG(環境・社会・企業統治)投資におけるEnvironment(環境)だけではなく、Social(社会)への注目も高まる中、遅れていた日本のフェアトレード市場も、徐々にではあるが拡大しつつある。 調査を行った認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンによると、2022年のフェアトレード認証商品の推計市場規模は195.6億円と、2022年の157.8億円と比べて24%増と過去10年で最大の伸び率となった。市場規模の拡大幅で見れば、前年比38億円と推計史上最大の伸びである。 市場拡大の要因としては、
着実に広がるフェアトレード市場に勝機を見出す企業のサステナビリティ戦略
2022年のフェアトレード市場は約200億円と日本でもじわじわ拡大中
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