米国人がそれぞれの政治的立場を超えて合意できることが一つあるとするならば、それは経済がメチャクチャだということだ。 貿易をぼったくりと見なし、米国は衰退していると考えていたドナルド・トランプ氏は、国を再び偉大にするとの公約を掲げて大統領になった。 現職のジョー・バイデン大統領は国をより良い姿に建て直すことを期待して、経済再生に2兆ドル投じている。 国民も心配している。 世論調査によれば、自分の子供の暮らし向きは自分たちより悪くなると予想する人は全体の5分の4近くに上り、調査が始まった1990年以降で最多になっている(当初は約5分の2にとどまっていた)。 前回、これほど多くの人が経済がひどい状態