中国の首都・北京で先月、アステラス製薬の50代の日本人男性が拘束された。 中国外務省は3月27日の記者会見で「この日本人はスパイ活動に関わり、中国の刑法と反スパイ法に違反した疑いがある」として、司法当局が拘束して取り調べていることを認めている。 中国では2014年に反スパイ法が施行された。その後、少なくとも17人の日本人が拘束され、11人が刑期を終えるなどして帰国。1人は服役中に病死。2人が服役中、1人が公判中、1人は逮捕されたまま。そして、先月にもう1人だ。 ところが、具体的にどういう行為が法律に違反するのか、反スパイ法の規定が曖昧で、今回も中国政府は詳しい内容を明らかにしていない。 それど
外国人を簡単に拘束する中国、中国公安の取り調べを受けて感じたその傲慢さ
難癖のような理由で執拗な取り調べ、対応を間違えればきっと拘束されていた
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