いつまでこんなことを繰り返すのか。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の調査だ。 文部科学省はこれまでに4回の「質問権」を行使して、今月15日に教団からの回答が届いた。これを受けて、5回目の「質問権」の行使を検討するとしている。 統一教会を巡っては、昨年7月の安倍晋三元首相の襲撃事件をきっかけに、国会でも議論となり、政府が解散命令の請求を視野に、宗教法人法に基づく初めての「質問権」の行使に踏み切った。 その1回目の行使が昨年の11月。組織運営や財務について質問。2回目は12月で、過去の民事訴訟の判決について尋ね、3回目は今年1月に財産や寄付、指揮系統や海外送受金などについて約80項目を質問して