韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が6日、元徴用工賠償判決の解決策として「民間企業が拠出した財団基金が、最高裁で勝訴した原告側への賠償金を肩代わりして支給する」という政府の公式案を発表した。韓国政府が思い描いたように事が進めば、日韓関係は改善に向けて大きく進むことになるだろう。 だが、この解決案に対して、被害者の一部からは「日本の賠償と謝罪が排除された解決策」という強い非難が提起されている。さらに野党からは「屈辱外交による惨事」で「撤回」を主張されるなど、2015年の日韓慰安婦合意直後に韓国社会を襲った当時の混乱が再現される兆しまで見られる。「韓国の民間企業が行政安全部傘下の財団に資金を拠出
「屈辱外交だ」、韓国政府の「徴用工問題解決案」に国内から想像以上の大反発
保守系メディアからも「急ぎすぎ」の声、徴用工問題は果たして解決に向かうか
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