先週末の2月18日夕刻から深夜にかけて、首相官邸や防衛省は、緊張に包まれた。防衛省はその間、計4回も情報発信を行った。そのうち、18時47分に発信された3回目の内容は、以下の通りだ。<北朝鮮は本日17時21分頃、平壌近郊から、1発のICBM級弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、発射された弾道ミサイルは約66分飛翔し、18時27分頃、北海道の渡島大島の西方約200kmの日本海(我が国の排他的経済水域(EEZ)内)に落下したものと推定されます。飛翔距離は約900km、また最高高度は約5,700km程度と推定されます……> 首相官邸と防衛省が緊張に包まれたのは