創業110年を迎えるヤンマーグループは、2022年6月にCDO(最高デジタル責任者)職を新設し、DXの強化に乗り出した。初代CDOに就任したのは、前ヤンマー建機代表取締役社長の奥山博史氏だ。建機でデータ活用を積極的に推進し、着実に成果を上げた手腕に期待がかかっている。これまでの課題解決への取り組みをはじめ、同グループが目指すデジタル戦略とその具体策、人材育成について、奥山氏に聞いた。