1月15日、台湾与党・民主進歩党(民進党)の第17期主席(党首)に、頼清徳(らい・せいとく)副総統(63歳)が、得票率99.65%で当選した。絶頂の時を迎えた頼新主席は、就任のスピーチで、高らかに宣言した。「党主席の補選は順調に終わった。これからは、民主進歩党が国民の信頼を取り戻していくことを始める! 私は惜しむことなく全力で仕事をし、負託に応えていく。 私の目標は明確だ。全党が団結し、皆で新たに磨いていく『清廉、勤政、愛郷土』と『緑色執政、品質保証』という二つのスローガンを、私がリードしていくということだ。民進党の存在目的は、まさに台湾のために一生懸命働くことにあるのだ。 民進党はこれまで、
台湾与党新党首・頼清徳氏に冷めた視線、与党支持者が忘れない「過去の行状」
東アジア「深層取材ノート」(第171回)
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