[ロンドン]ロシア国防省は11日、セルゲイ・ショイグ国防相が軍の制服組トップのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長を対ウクライナ「特別軍事作戦」の総司令官に任命したと発表した。昨年10月に総司令官に任命されたばかりの「ハルマゲドン将軍」ことセルゲイ・スロビキン前航空宇宙軍総司令官は、副司令官3人の1人に降格された。 残り2人の副司令官はオレグ・サリュコフ露陸軍総司令官(大将)、アレクセイ・キム参謀本部副長官(大佐)。「特別軍事作戦の指揮レベルを引き上げたのは、任務の拡大、軍の各部門間の緊密な連携、兵站の質と部隊指揮の効率性を高めるためだ」とロシア国防省は説明しているのだが、参謀総長を前線の“総大将”に