はっきり言って、本当に迷惑な話だ。中国のことだ。 中国の軍事的脅威が現実のものとなり、お陰で日本は戦後の安全保障政策の転換を迫られた。12月16日に閣議決定した防衛3文書には、中国の対外姿勢や軍事動向を深刻な懸念事項として「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と明記。「反撃能力」を保有し、防衛費をGDP(国内総生産)比で2%に倍増する方針を打ち出した。 この防衛費の増額の財源として、法人税、復興特別消費税、たばこ税に上乗せして充てる方針だ。 中国による台湾への侵攻がいつあってもおかしくはない状況で、そうなれば南西諸島も戦域に巻き込まれる可能性は十分にある。ロシアによるウクライナへの侵攻も、世界情