韓国の尹錫悦大統領が、前大統領・文在寅氏とその支持勢力の手前勝手な振る舞いを追及し始めている。これを象徴する出来事が、12月に入って2つあった。 ひとつは、文在寅氏が擁護する民主労総(全国民主労働組合総連盟)の貨物連帯(公共運輸労組貨物連帯本部)が16日間にわたって続けていたストに、12月9日、「法と原則」を全面に押し出し、終止符を打たせたことだ。 もうひとつは、西海(日本名「黄海」)における北朝鮮軍による韓国公務員射殺事件に関連して、これまた「法と原則」の下に、文前政権の国家安保室長・徐薫(ソ・フン)氏を12月3日に逮捕した一件だ。 西海事件の捜査で徐薫氏が拘束されると、文在寅氏と「共に民主
緊迫してきた「文在寅vs尹錫悦」対立の構図、親文系の旗色が徐々に悪化
当時の幹部が逮捕・捜査対象に、文在寅政権時代の「負の遺産」清算が始まった
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