日本中が深いため息に包まれた。サッカー・カタール・ワールドカップ・グループステージ第2戦(11月27日・アフメド・ビン・アリー・スタジアム)で日本代表はコスタリカに0―1で敗れた。 前半の立ち上がりからコスタリカを攻め込もうとするも決定機はほとんど作れず、とても重苦しいムードが漂った。5バックを敷く堅守の相手にプレスをかけて崩し、突破口を切り開こうと試みたもののゴールが遠過ぎた。FIFA(国際サッカー連盟)の示したデータによれば、前半のボール保持率はコスタリカが52%、日本が38%。しかし、こんな数字はどうでもいいと思えるほどに前半の試合内容は、すごく「退屈」だった。 前半のコスタリカが横パス