2022年10月31日、韓国の江原道楊口郡(カンウォンド・ヤンググン)にある陸軍部隊安保展示館が爆発した。負傷者は展示物の運搬作業にあたっていた兵士2人で、幸いにも民間人の犠牲はなかった。 陸軍本部が調査をした結果、爆発したのは「M14対人地雷」であったことが判明した。 陸軍部隊安保展示館の改装のため、臨時保管されていた展示物を兵士たちが運搬していたところ、非活性化措置されていないM14対人地雷を踏んで爆発したようだ。展示用として使用が決まった地雷を、陸軍は非活性化措置(爆発しないようにすること)していなかった。 その後の調査で、全国の安保展示館や歴史館など130カ所から、非活性化措置されてい
韓国の陸軍展示館で起きた不発弾爆発事故の不始末
30年間、非活性化措置を行わずM14対人地雷を展示、踏んだ兵士は大けが
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