今年9月、フランスの映画監督ゴダール氏がスイスで「支援自死(要請に応じて医師ないし親族または第三者が薬剤を患者に手渡し、患者が自らそれを服用する自死)」したとのニュースが世界を駆け巡った。 この事件を受けてフランスのマクロン大統領は、安楽死容認の是非に関する市民会議を10月に設置、来年3月までに法制化を目指すという。 このようにヨーロッパ各国では安楽死を認める方向に徐々に動いている。積極的安楽死(患者の要請に応じて医師が致死薬を患者に投与する場合)は、オランダ(2002年)、ベルギー(同)、ルクセンブルク(2009年)、スペイン(2021年)、ポルトガル(検討中)、そして支援自死はスイス(19
ゴダールも選択、「パートナーとともに」を望む人も、欧州最新「安楽死」事情
安楽死に慎重だったドイツが一気に「自死支援」の急先鋒になった理由
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