(藤谷 昌敏:日本戦略研究フォーラム政策提言委員・経済安全保障マネジメント支援機構上席研究員、元公安調査庁金沢公安調査事務所長) 中国共産党が北京で10月16日から開催していた第20回党大会が22日、閉幕した。習近平国家主席の党の核心としての地位と、政治思想の指導的地位を固める「2つの確立」を盛り込んだ党規約の改正案を承認した。 習近平総書記が今までの慣例を破って再任されて3期目になることはすでに確実視されていたが、李克強首相が引退に追い込まれたのは予想外だった。 汪洋全国政治協商会議主席も引退となったが、最も驚いたのは、次期首相の最有力候補とも見られていた胡春華副総理が政治局委員にすら入ってい
国内にくすぶり続ける習近平への不満、異例の3期目突入にこれだけのリスク
指導力が本当の意味で試される時期に
2022.11.8(火)
日本戦略研究フォーラム
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