サブタイトルには「元NHKディレクターの作家が明かす人間関係の悩みが消えるシンプルな思考法」とあり、いかにもビジネス書っぽい。読んで「なるほど!」と膝を打ち、人生にすぐに役立つ具体例が満載のライフハック本・・・と思いきや、表紙をよく見れば帯の推薦コピーは著者本人の言葉だし、出版社名の横には「本来、『ビジネス書』の出版社である。」と小さな注釈があったりして、そこはかとない「嘘っぽさ」が醸し出されている。 冒頭、「はじめに」では、「僕は嘘のプロである」として、自身のこれまでの歩みが書かれるが、途中で「自己紹介が遅れました。作家の草河文世です。」とくる。ちなみに、この「はじめに」の11ページだけで、
嘘とは何か?フェイクニュースは食べやすい離乳食だからつい口にしてしまう
1冊をかけて「嘘とは何か」を提示した異色の新刊の著者・浅生鴨に聞く
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