勃発から8カ月を超えたウクライナ戦争は、膠着状態(1)から戦局が大きく変わり、9月のハルキウ州でのウクライナ軍大攻勢でロシア軍が後退し、その後はウクライナ東部と南部での同軍の劣勢が、連日のように伝えられている。 米国やウクライナがこの戦局を楽観視し過ぎることへの警告(2)もあるにはある。 しかし、流れ出す論評はそのほとんどが、ロシアの敗北とウクライナの最終勝利を既成事実として積み上げているかの感がある。 それでも、この戦争がいつ終わるのかの見通しとなると、誰もが間違いなしの太鼓判を押せる予測はまだ出ていないようだ。 この予測は、戦局次第でこれまで何度も変化してきた。 緒戦段階の「この年末までは
西側とは違うロシア人、追い込めば核戦争を躊躇しない
ロシア軍敗北への甘い期待は世界の破滅を招く危険性大
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