「朝令暮改」と野党議員から国会で非難される。岸田文雄首相の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる対応と発言のことだ。それどころか、露呈する岸田首相の「聞く力」という名の「日和見主義」が、混乱の果てに統一教会への解散命令請求“ありき”に向かって自身を追い詰めていっている。 まずは、この1週間の目まぐるしい岸田首相の変節を整理してみる。 17日の月曜日。衆議院予算委員会。岸田首相は、統一教会の問題をめぐり、宗教法人法に基づく「報告徴収」「質問権」を活用した調査実施に乗り出すことを表明した。これは宗教法人の解散命令を請求する前段の措置で、法令違反などの要件に該当するかどうかを調べる。 それまで統
「解散命令」問題で何度も変節、首相の「聞く力」とは「日和見主義」のことか
あまりの答弁コロコロに野党議員も呆気、もはや清々しいほどの前言撤回ぶり
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