党大会まで10日に迫った中国で、注目を浴びている裁判がある。 マカオの大手カジノ・ジャンケット(カジノ仲介業)企業、サンシティ・グループ(太陽城集団)の創始者、周焯華(アルビン・チャウ)らに対する裁判だ。周焯華は越境カジノ開設、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴されていた。裁判は8月に始まり、このほど周焯華以外の35人の被告に対し判決が出た。 浙江省温州市中級人民法院によると、それぞれ懲役7年6カ月~1年3カ月の判決が言い渡された。主犯の周焯華の裁判はマカオの法院で行われ結審しているはずだが、判決はまだ出ていない。 環球時報によれば、サンシティは2007年に創設されて以降、マカオのカ
中国政界は犯罪集団?マカオのカジノ王裁判が照らし出すダーティな権力闘争
習近平はなぜ周焯華の身柄を押さえたかったのか
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