9月6日に開始されたウクライナ軍の反転攻勢により、ウクライナ軍は、5日間でハルキウ州のほぼすべてを奪還した。 ロシア軍は、戦車や装甲車、武器、弾薬を捨てて遁走した。 依然として部隊の連携に欠陥があり、大義のない戦いに無理やり駆り出された士気の低いロシア軍が、この戦局を逆転することは極めて困難であると筆者はみている。 さて、今回のウクライナの軍事的大勝利はウラジーミル・プーチン大統領を窮地に追い込んだ。 残虐行為で知られる「カディロフ部隊」をウクライナに派遣しているチェチェン共和国のカディロフ首長は9月11日、作戦に「間違いがあった」とロシア軍を批判した。 また、ロシア国内でもプーチン大統領を批
核恫喝も見透かされ、終わりが近づいたプーチンの政治生命
プーチンのモスクワ不在を突いたウクライナの電撃作戦が奏功
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