5月10日、韓国の第20代大統領に就任した尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏。就任当初は、米韓首脳会談の実現や金建希夫人のファッションの話題などで支持率が上昇し、6月上旬までは50%を超えていた。その勢いに乗って6月1日の統一地方選挙では、圧倒的な勝利を得た。 しかしその後、事態は一転した。閣僚人事に対する批判、経験・資質不足を批判する声が高まり、支持率は急降下。最近のギャラップ調査では国政遂行に関し「うまくやっている」が27%、「うまくやっていない」が64%となるなど、肯定的評価はいずれの調査でも20%台に低迷している。韓国では「大統領支持率が40%を下回れば、国政運営に支障が出る」との指摘もあり
尹錫悦大統領、就任100日でもう正念場、文在寅政権時代に逆戻りの動き
支持率低迷、党内は分裂、大統領選を争った強敵は最大野党の代表に
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供