8月17日、東京地検特捜部は、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会の高橋治之元理事を、紳士服大手の「AOKIホールディングス(HD)」側から5100万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄容疑で逮捕した。また、AOKIHD創業者の青木拡憲前会長、弟の青木宝久前副会長、同社の上田雄久専務執行役員を贈賄容疑で逮捕した。 組織委理事は、東京オリンピック・パラリンピック特別措置法で、「みなし公務員」と規定されており、職務に関して金品を受け取った場合には、刑法の収賄罪が適用される。青木前会長は、理事が「みなし公務員」とは知らなかったと述べている。 本件の真相解明は、今後の検察の捜査が待たれると
【舛添直言】元理事逮捕で覗く組織委の闇、都知事の私を避けて蠢いた利権屋
古巣・電通が仕切る五輪の舞台裏で暗躍した大物OB、闇はこれで終わらない
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