「16歳から24歳の人材の2割が失業中」。中国では急速な“就職難”が進んでいます。 2022年7月、中国国家統計局の調査によると、中国都市部の失業率は5.5%でした(「国家统计局:6月份全国城镇调查失业率为5.0%」、http://www.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/202107/15/t20210715_36720777.shtml)。2022年4月の6.1%から多少改善したものの、依然として高い失業率が続いています。 現状の就職事情を特に不安に感じているのが、今年1000万人を超えるとされる大卒者です。新卒学生たちの間では、「大学生毕业就是失业」(大学を卒業したらそのまま失業)