コロナ禍は、第6波が過ぎ、新規感染者数や重症者数がピーク時よりも少ない水準で推移している。4月から5月にかけて、3年ぶりに行動制限のない大型連休となり、行楽地などで久しぶりに休暇を楽しむ人たちの声がよく聞かれた。 全国の新規感染者数は減少傾向にあるが、減少のペースが緩やかな地域もある。特に、沖縄県は人口当たりの新規感染者数が全国で最も多く、患者の対応にあたる医療機関に大きな負担がかかっている。政府は、県との連絡調整を密に行うなど警戒を強めている。 そんななか、感染拡大防止策の1つとして、5月25日に4回目のワクチン接種がスタートした。今回はこれまでと異なり、接種の対象者が高齢者などに限定されて