ロシア軍がチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所から撤退した。1986年に原子炉の爆発事故を起こしたチョルノービリ原発は、2月24日のロシア軍の侵攻直後に占拠されていた。海外メディアが報じたところでは、原発職員の話として、ロシア軍は放射性物質の汚染が著しい「赤い森」を防護服なしで通り、装甲車が汚染土壌の粉塵を巻き上げていたという。さらには「赤い森」に塹壕や要塞を築き、それでロシア軍は大量の放射線を浴び、身体異常の兆候にパニックになって、内部で暴動や反乱の動きもでていた、との報道も出ている。
「露軍、チョルノービリに塹壕掘り被曝」の一報で透けるプーチンと前線の乖離
間の抜けた現場と偽情報に囲まれた独裁者、待ち受けるのは想像したくない結末
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