米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、3月15日から2日間にわたって開催された連邦公開市場委員会で、政策金利を0.25%引き上げて年0.25~0.50%とすることを決定した。他方、ECBは利上げに関してはAPP終了後にしばらく時間を置いてから実施するとともに、追加利上げも段階的に行うという方針を明らかにした。利上げに関するECBとFRBのスタンスの違いが鮮明となった形だ。