台湾の行政院は2月8日、2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県などで生産・加工された食品に対して課していた輸入規制措置の緩和案を発表した。11年前の震災直後には55カ国で輸入規制が導入されたが、徐々に緩和され、現時点で福島周辺の食品を輸入規制している国は中国と台湾のみとなっていた。