中国が世界の穀物の買いだめを加速させている――。19日付けの日本経済新聞の1面にそんな記事が載った。記事によると、米農務省の推計データから、2022年前半(穀物年度、期末)の世界の在庫量に占める中国の割合はトウモロコシが69%、コメは60%、小麦は51%に達する見通しで、いずれも過去10年間で20ポイント前後高まったという。
日本をも直撃、世界中の食卓を脅かす中国の「食料覇権主義」
広大な国土のわりに利用可能な農地はわずか、自ずと増える輸入量
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