もう50年以上前の出来事だ。日本大学で教授や大学本部が関わるカネ絡みの不祥事が発覚、反発した学生たちは大学側に全理事の退任を要求した。これが日大全共闘の始まりだった。バリケードを築いて大学当局に抵抗する全共闘の学生たちの前に、大学側が差し向けた「用心棒」が体育会所属の学生やそのOBたちだった。その中心にいたのが、今回、脱税容疑で逮捕された田中英壽・前理事長だった。
日大全共闘と敵対、学生用心棒からドンにのし上がった田中英壽
全共闘OBが述懐「半世紀前に似た状況、学生は声上げないのか」
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