メルケル首相は10月13日、ドイツを代表する経済団体であるドイツ産業連盟(BDI)が開催した分科会であるアジア太平洋委員会(APA)の席上で、ドイツの主要企業に対して対中ビジネスに対する依存度を引き下げるように呼び掛けた。中国以外のアジア太平洋諸国とのビジネスをドイツはもっと強化すべきというわけだ。その真意はどこにあるのだろうか。