6月11日から3日間にわたり開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、G7首脳は中国が掲げる「一帯一路」構想の対抗策として、Build Back Better World、略称B3Wという途上国向けインフラ支援構想を打ち上げ、その実現に向けて協力していくことで合意に達した。だが、単なる政治的なアピールとしてこの構想を打ち出したに過ぎないのではないか。