欧州連合(EU)は3月22日に外相会合を開催、新疆ウイグル自治区での人権問題を理由に中国に対して制裁を科すと発表した。ヨーロッパからの制裁は1989年の天安門事件以来、約30年ぶりということになる。同日付の官報によれば、制裁対象は4名の当局関係者と1団体、いずれも新疆ウイグル自治区での非人道的行為に加担したとされる。EUの狙いはどこにあるのだろうか。
対中制裁で米国に足並みを揃えるEUの揺れる想い
中国の人権抑圧に懸念を深める欧州議会と実利の落としどころ
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