森喜朗東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の「女性蔑視発言」の余波が止まらない。一時は「謝罪したので問題は終了」としたIOCも「全く不適切」と態度を一変、小池百合子都知事も予定されていた森会長やIOCバッハ会長らとの会談に出席しないことを明言するなど、「会長辞任」が現実味を帯びだした。しかし、仮に「森会長辞任」となれば事態が改善するかと言えば、そうでもないという。なぜなら組織委は牢固な「森帝国」と化しているからだという。
森会長辞任でも院政の公算、組織委「森帝国」は不変
本番までわずか5カ月、「後任」はお飾りになるしかない運命
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