9月19・20日にタイの首都バンコクで開かれた反政府集会。5万人もの人々が参加する大規模なものとなったが、事前には、タイでタブーとされている「王室批判」に発展する可能性や、それを阻止したり治安当局による実力行使が懸念されていた。そうした最悪の事態は回避できたが、デモ隊が彼らの運動の象徴として、王宮前広場に埋め込んだプレートが翌朝には何者かによって撤去されてしまった。今後、事態は大きく動くことも予想されている。