国内のコロナ新規感染者が減少していた6月上旬ごろ、盛んに「日本モデルの成功」が言われていた。日本はその感染防止法のお陰で、効果的に感染拡大を防ぎ、死者も極めて少なく抑えることができたというものだ。ところが現在はどうか。日本の感染状況をアジア各国のものと比べてみると非常に見劣りがしていることに気づく。日本はいつしかコロナ対策において「アジアの劣等生」になっていた。