中国では俗に、「好了瘡疤忘了疼」(できものが治れば痛さ忘れる)と言う。日本語の諺に直せば、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」だ。何のことかと言えば、新型コロナウイルスである。もともとは中国湖北省の省都・武漢発の感染症だったにもかかわらず、14億中国人は、すでにまるで「対岸の火事」のように思い始めているのである。
コロナで遠隔診療急発展の中国、狙うは世界市場席巻
東アジア「深層取材ノート」(第33回)
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