論語の「由らしむべし、知らしむべからず」という言葉は、「民に理由を知らせても混乱するだけだから、やるべきことだけを教えればよい」という意味に使われています。これは日本の為政者の伝統のようで、太平洋戦争時、大本営発表はいつも「敵に大打撃を与え味方の損傷は軽微」だったと教わりました。