ここイラクのクルド人たちは火によって春を迎える。ペルシャ叙事詩の「王の書」の物語にその起源がある。悪魔に憑りつかれ、両肩に殺しても再生する蛇を生やされたダッハークと呼ばれる暴君がいた。彼は2匹の蛇の餌として毎日2人の子供を犠牲にした。その邪悪さに太陽も姿を隠し、世界は闇に包まれた。
残虐非道なはずのイスラム国に見た人間味
報道からだけでは決して見えないイラクの実像
2017.4.5(水)
加藤 丈典
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