「私たちが目指しているゴールは同じなんです」。耳に届いた言葉の意味が一瞬理解できず、メモを取る手を止めて顔を上げると、意外なほど屈託のない2人の笑顔が並んでいた。店内に満ちていた喧騒がすうっと遠のいていく。