9月24日、科学雑誌Natureが3本の記事を載せた。いずれもSTAP細胞の騒動に、科学界としての決着をつける記事だ。しかし、査読者が指摘した不備の残る論文をなぜ掲載したのか? Nature誌はその説明責任を果たしていない。これでは査読制度が支えてきた科学論文誌としての価値を放棄したも同然だ。