内容に捏造があったことが暴露されたにもかかわらず、『スリー・カップス・オブ・ティー』は相変わらず売れ続けている。絶望的な出来事ばかりが目に入る現実のなかで、「夢を見たい」「人間性の素晴らしさを信じたい」という願いが我々にある限り、この本は売れ続けるのであろう。