なによりも介護施設に正規職員として採用されれば、一定の給与体系の中で長く働き続けることが可能になる。そうなれば、子どもを抱えながら、日本でも生活していける。子どもに教育を受けさせることも現実のものとなる。女性たちの切実な思いが、彼女たちと介護とを結びつけたのではないだろうか。