韓国の中堅財閥であるSTXグループが、主力の造船、建設部門の業績悪化で資金繰りが行き詰まり、事実上の銀行管理になった。STXはサラリーマン出身のオーナーが率いてIMF危機と呼ばれた通貨・経済危機以降に急成長した異色の新興財閥だったが、「イケイケ路線」が行き詰まった。